今回は、「トレードの難易度を下げる」方法について書いていきます。
通貨の強弱を知り、トレードの難易度を下げる
毎日10分ほどの作業を行うだけで、トレードの難易度を大きく下げることができます。
各通貨の強弱を知る
価格が変動するということは「各通貨に強弱がある」ということです。「USD/JPY 」のペアでチャートが右肩上がりであれば「ドルが買われ、円が売られている」ということになり、チャートが右肩下がりであれば「ドルが売られ、円が買われている」というになります。
これは「USD/JPY」でチャートが右肩上がりならば「USD>JPY」というチカラ関係が発生しているということです。このチカラ関係を各ペアで実施することで、トレードの難易度が低い通貨ペアを見つけることができます。
私が毎日確認している通貨ペアは下記の通りです。
- USD/JPY
- EUR/JPY
- EUR/USD
- GBP/JPY
- GBP/USD
- AUD/JPY
- AUD/USD
- CAD/JPY
- USD/CAD
- CHF/JPY
- USD/CHF
- NZD/JPY
- NZD/USD
- OIL(原油)
- GOID(金)
強い通貨と弱い通貨のペアでトレードする
様々なペアで強弱を確認し、強い通貨と弱い通貨のペアでトレードすることで、トレードの難易度を下げることができます。もっとも買われている通貨と最も売られている通貨のペアでは、高確率でトレンドが発生してるので、そのトレンドに乗る形でトレードしましょう。
例えば、チカラ関係の確認を「USD/JPY」「EUR/JPY」「EUR/USD」で実施し、その結果が「USD>JPY」「EUR<JPY」「EUR<USD」であった場合「USD>JPY>EUR」というチカラ関係が分かります。つまり、この場合には「EUR/USD」のペアが最も難易度が低く、このペアでショートポジションを持つことが、一番勝率の高いトレードということです。
強弱確認おすすめサイト
下記サイトで主要通貨の強弱を確認できます。USDとJPYの方向を確認、逆方向に動いている通貨を見つけてそのペアでトレードします。自分の分析に加えて、通貨の強弱を確認することで勝率はぐっと上がります。
まとめ
慣れてしまえばこの作業は5分程度で完了します。この確認は、エントリー根拠の1つとしても機能するので、テクニカル分析と合わせることで更に勝率を上げることができます。確認するペアやその数は自由ですので、自分が頻繁にトレードするペアで試してみてください。